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【カナダ移住の現実】実際に感じたデメリットや後悔を本音で語る|仕事や移住先におすすめの都市はどこ?

カナダに移住したいと考えています。メリットばかり聞きますが、デメリットや本音を教えてもらえますか?

近年、留学だけではなく単身や家族での移住先として人気のカナダ。

実際移住を考え始めてから色々と調べると良い事ばかり書いてあったのに、現実はかけ離れていて日本に泣く泣く帰国した・・。

なんて話も良く聞きます。

  • カナダ移住者のリアルを聞きたい
  • 移住先としてカナダはどうなのか知りたい
  • 自分に合う都市はどこだろう
  • どんな仕事があるのかな

実際にカナダに長く住んでいる私ですが、もちろんメリット・デメリット両方を感じて生活しています。

でも先に結果を行ってしまえば、カナダは最高で素晴らしいの国であるのは間違いありません。

この記事で分ること

  • カナダ移住先としてのメリット・デメリット
  • カナダおすすめの移住都市
  • どんな仕事があるのか
  • 移住前に気を付けること



目次

カナダ移住メリット・デメリット

カナダと言ってもとても広い。

州や都市によっても色は全く違います。

カナダ移住のメリット

カナダは移住先としてはとても生活しやすい国だと思います。

カナダ人は真面目で優しく、他の国からの移住者に対しても寛容な人が多い印象です。

メリット6選

  • 大都市は移民が多い
  • 保険や教育費が無料
  • 子育てがしやすい環境
  • 日本のものが手に入りやすい(値段は高め)
  • 永住権が取りやすい
  • 無料プログラムが豊富
  • 移住者に対してのサポートが手厚い


カナダは移民の人が多く暮らす国ですが、特にトロントとバンクーバーなど都市に行くと本当に多くの国の人を見かけます。

その為、英語が苦手でも他の国や都市に比べて比較的仕事も見つかりやすく、食の違いにもそんなに困ることはありません。

お年寄りや子供に優しい人も多く、子供を連れているとよく電車やバスで席を譲ってもらっていました。

入り口のドアも次の人の為に開けてあげてたり、そういうことが自然とできちゃう人が多いです◎

また、カナダは年間40万人以上の移民を受け入れている国です。

つまり比較的永住権が取りやすい国ということ。

日本人に限らず様々な国からの移住者が多いのは頷けますね。

無料プログラムも豊富なので移住後にシッターさん付きの無料英語クラスに通うなんてことも可能です。

カナダ移住のデメリット

さてメリットも多いカナダですが、ここからがカナダの現実。

デメリットを紹介します。

デメリット5選

  • トロントやバンクーバーなどの大都市は家賃や生活費が超高い
  • 冬が長く極寒か大雨
  • ホームレス、治安問題が年々増える
  • 日本よりは娯楽が少ない
  • 強くないと埋もれる
  • 時刻表はあってないようなもの


カナダは現在、家の値上がりが深刻な問題の一つ。

特に日本人のカナダ移住先として人気の二大都市、トロントとバンクーバーはとにかく家賃も分譲も高い高い!!

家賃問題

家賃は東京23区と同じくらい、と言えば想像がつくかもしれませんが1ベッドルームのマンションが家賃20万円かそれ以上します。

日本で家賃20万円って凄い良い所だけですよね・・。でもトロントとバンクーバーはこれが当たり前。

そして多くの移民者がいるので家探しも難しく、中々見つからなくて困っている人も多いです。

なるべく安い所と思うとベースメント(いわゆる地下)や郊外の少し治安が悪い地域など、マイナスポイントが多いです。

冬が長い問題

カナダは冬がとにかく長い。

控え目に言ってもカナダの冬は極寒です!!

トロントなどカナダの東の方は大体10月頃から寒くなり、5月頃にやっと暖かいかな?と感じるので約7カ月が冬って感じです。

カナダでも比較的に温暖と言われている西側、バンクーバーですが10月~4月はほぼ雨という印象。

下の図では気温が確認できますが、トロントの1月が「マイナス10度」なのがわかりますね。

風が強いと実際の体感温度はマイナス20度とか普通です(笑)

引用:https://ja.weatherspark.com/countries/CA

バンクーバーやビクトリアは東京の冬と同じか少し寒いといった感じなのでまだ大丈夫ですが、その代わり毎日曇り&雨なのでそれはそれで気持ちが沈むという人も結構います。

ホームレス・治安問題

旅行者や移住前の人にはあまり知られていないのがカナダの治安問題。

家賃が高かったり職を失った多くの人が路上で生活しています。

駅やモールにもそういった人が多く、時には危険すら感じることも。

私は子供と一緒の時は常に目を光らせて歩きます

これは住む地域にもよりますが、特にお子様連れや女性一人で留学や移住を考えている人は頭に置いておいて欲しい現実です。

また、日本にいるとあまり感じた事のない『ちゃんとしていない』というのもカナダあるあるです。

  • 病院から後で電話すると言われたのに電話こない
  • バスが20分以上来ない
  • 言った事を忘れられてる
  • 約束が守られない

まぁこの程度なら暮らしているうちに慣れてきますが♪ 最初はストレスでしたよ~



カナダ移住どんな仕事があるの?

実際にカナダ移住を考えた時にどんな仕事があるのかきになりますよね。

職務経験あり+英語が堪能

日本で経歴もあり英語が堪能であれば、日本人でもカナダ人と同じような職業につけます。

  • 不動産会社
  • 銀行員
  • IT系

など「職務経験+英語が堪能」な人の多くはオフィスワーカーが多いです。

手に職がある人(専門職)+英語力不問

経験がなくても専門学校を卒業していたりする人は英語力があってもなくても就職にはかなり有利!(もちろんある程度の英語は必要)

  • 美容師
  • ネイリスト
  • マッサージや整体
  • 料理人

専門的なことができる人は海外での職探しにかなり優位です。

カナダに来てから1年ほどカレッジに通って新し事を身に着ける日本人の人も結構多いですよ。


職務経験なし+英語が苦手

逆に職務経験もほぼ無く英語も苦手という人は

  • レストランやカフェ
  • 日系のお店
  • 倉庫内作業

やはり経験もなく英語も苦手だと限られてきますが、カナダの大都市では仕事が見つかる事も多いようです。

カナダは日系企業を始めお寿司屋さん、ラーメン屋さんなど日本人を募集しているところも多いので、そこを狙うのが良いかもしれません。


カナダに長期住みたいと考えている人は英語は必ず通る道です。

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カナダ移住におすすめの都市


カナダは広いので一言で移住と言っても本当に色々な都市があります。

ここではどんな人にはどこの都市がおすすめかを紹介します。

トロント

カナダ最大の都市であるトロント。

近年は日本人の数も増えていますが、まだそこまで多くはないです。

日本の物も手に入りやすくダイソーやラーメン屋さん、お寿司屋さんなど沢山あります。

日本からはAir canadaの直行便で約12時間の距離。

トロントの中心部は家賃が高いが郊外に行くと割と手ごろな価格で借りられます。

また電車とバスはカナダイチ発展しているので車がなくても生活に不便はない場所です。

トロントがおすすめな人

  • 都会が好き
  • 都会だけれど日本人が少ない場所が良い
  • 現地に着いてから仕事を見つけたい
  • 娯楽やアートが好き
  • 家賃が高くても大丈夫
  • 寒くても大丈夫


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バンクーバー

トロントの次に大きな都市であるバンクーバー。

カナダでも日本人が一番多い都市です。

中華系移民がバンクーバーの30%近く占めており、日本食やアジアの食材が手に入りやすいのが嬉しい◎

日本からはJAL/ANA/Air canadaと3種類の直行便が出るカナダ唯一の都市でとても便利です。

電車とバスはトロントの次に発展しているけれど、車がないと不便だと感じることも多いです。

バンクーバーがおすすめな人

  • 都会だけではなく自然も欲しい
  • 日本に近い場所が良い
  • アジア人が多い方が落ち着く
  • 現地で仕事を見つけたい
  • 家賃が高くても大丈夫
  • 寒いのは苦手


カルガリー、エドモントン

カナダの西側で、ここも日本人に人気の移住先でが街ですが日本人を見かけることはそんなに多くはありません。

最近ではカルガリーから日本への飛行機の直行便も出て便利になりました。

トロントやバンクーバーほど都会ではないですが、割とにぎやかな街並みでなおかつ家賃は大都市ほど高く無いのが大きな特徴です。

カルガリー、エドモントンがおすすめな人

  • 日本人の少ない都市が希望
  • 冬のスポーツが好き
  • 家賃を抑えたい
  • 事前に仕事が決まっている
  • 寒くても大丈夫


ケベック、モントリオール

ケベックとモントリオールはフランス語が中心の都市。

カナダに居ながらヨーロッパが味わえて人気のエリアですが、フランス語が苦手な人には少し住みづらさもあるかも知れません。

お店の人も、学校も基本的にはフランス語を先に話す人がほとんど。

もちろんみなさん英語も話せますが、あくまでもこの地域の第一言語はフランス語

長期で住みたいと考えている人でフランス語ゼロの人はこの地域ではフランス語を勉強する必要があります。

ケベック、モントリオールがおすすめな人

  • フランス語が話せるor勉強したい
  • ヨーロッパの街並みを体感したい
  • 都会だけど静かな所が良い
  • 日本人が少ない場所が良い
  • 事前に仕事が決まっている
  • 寒くても大丈夫


ノバスコシア

カナダの東側に位置しているノバスコシア。

海の幸が美味しく、赤毛のアンでも有名な『プリンスエドワード島』があるのもここノバスコシアです。

カナダの中でも日本から一番遠いので日本人はほとんど見かけませんが自然豊かでノンビリした雰囲気。

まさにみんなが想像するカナダといったイメージの都市です。

ノバスコシアがおすすめな人

  • 田舎のスローライフが好き
  • 大きな家に住みたい
  • 事前に仕事が決まっている
  • ロブスターが好き


一言でカナダ移住と言っても自分のスタイルによって移住先が変わってきますね。

カナダは都市によって全く違う色を見せてくれます。

迷っている人は最初は無難に大都市に住むって言うのも良いかもしれません。

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移住前の注意点


移住前に必ずビザを取る必要があります。

旅行者は6カ月まで滞在出来ますが、働くことはできません。

もしカナダに来て働きたいと言う人はワーキングホリデービザまたはあらかじめジョブオファーをもらってから来るようにしましょう。

トロント、バンクーバー以外の小さい都市の場合は仕事も見つかりづらい状況です。

そして賃貸も争奪戦なので、あらかじめ住居先を見つけてからカナダ入りすることをおすすめします。

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さいごに

今日はカナダ移住の現実の為に多くのデメリットを紹介しました。

しかしカナダは本当に住みやすく、子育てもしやすい大好きな国です。

それぞれの国に長所と短所があると思いますが、受け入れるかは自分次第。

あなたに合った都市がみつかると良いですね♪

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この記事を書いた人

日本全国制覇&世界30か国以上を旅した旅行が大好き主婦。このサイトでは『旅行×お得』をモットーに国内/海外旅に関する様々な情報を発信中!Twitterではお得な旅情報を毎日更新中です♪

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